ケール × ワルファリン 一般的注意
要約
ケールはビタミンK(血を固める働きを助けるビタミン)を多く含む葉野菜です。ワルファリン(血を固まりにくくする薬)はビタミンKの働きを抑える薬なので、ケールをとる量が急に増えるとワルファリンの効き目が弱まるおそれがあり、急に減らすと効き目が強まる方向に変わるおそれがあります。大切なのは量を急に変えないことです。ビタミンKの量の目安は、ゆでたケールでは半カップ(約65g)でおよそ531μg、生のケールでは1カップでおよそ113μgと、調理法や量で大きく変わります。青汁やスムージーでは生の葉を一度に多く使うことがあり、量が読みにくい点に注意してください。ケールそのものとワルファリンを組み合わせて調べたヒト試験は見つかっていません。これはビタミンK含有食品としての類推です。ワルファリンを使っている方は、青汁・スムージーの習慣を始めたりやめたりするときに処方医・薬剤師に伝えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(ワルファリンとの併用を直接調べたヒトデータなし)
根拠
ビタミンKがワルファリンの効果を弱めることは確立した知見である。ケールのビタミンK含量はUSDA(米国農務省)の食品成分データに基づく患者向け資料で、ゆでたケール半カップ531μg・生ケール1カップ113μgと示されている(論文レベルの原著測定値ではなく食品成分表レベルのデータ)。ケール自体とワルファリンの併用を調べたヒト試験・症例報告はPubMed検索(2026-11-03)で検出されなかった。本記録は類推に基づく。市販のケール粉末の一般量は1日数g程度だが、ビタミンK含量は製品差が大きい(不明な製品も多い)。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認