結合型エストロゲン・バゼドキシフェン × 甲状腺ホルモン剤(レボチロキシン等) 注意(添付文書)
要約
【日本未承認】この薬は日本では承認・販売されていません。海外で販売されている製品があり、以下の内容は米国の添付文書(FDAラベル)に基づく情報です。エストロゲンは、甲状腺ホルモンと結びつくタンパク質(TBG)を増やします。甲状腺ホルモンの補充治療(足りない甲状腺ホルモンを薬で補う治療)を受けている人がこの薬を始めると、甲状腺ホルモン剤の必要量が増えることがあります。米国ラベルは、甲状腺の働きを測って確認しながら、必要に応じて甲状腺ホルモン剤の量を増やすよう指示しています。甲状腺ホルモン剤の量は自己判断で変えず、検査の結果に合わせて処方医が判断します。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験の数値データはない。米国FDAラベルの記載に基づく。
根拠
本剤は日本では承認・販売されておらず、日本の添付文書は存在しない。根拠は米国FDAラベル Duavee(結合型エストロゲン0.45mg/バゼドキシフェン20mg錠、Wyeth Pharmaceuticals LLC(Pfizer子会社)、Revised: 3/2024、LAB-0582-9.0。DailyMed現行版 setid e1b75458-2e5b-46b9-92c6-fa6daba3770f・version 22 を2026-11-03に確認。先行調査で提示されたFDA.report転載 https://fda.report/DailyMed/e16705d8-4472-4f83-96ac-69fa2be066cb でも§7の本文が同一であることを照合済み) §5.10(甲状腺機能低下症): エストロゲン投与で甲状腺結合グロブリン(TBG)が増えること、甲状腺ホルモン補充療法を受けている女性ではエストロゲン併用で補充量の増量が必要になることがあること、遊離甲状腺ホルモン濃度を acceptable な範囲に保つため甲状腺機能をモニターすべきことを明記。§5.17(薬と検査の相互作用)にも同じ趣旨の記載あり。§7の名指しではないが、ラベルが相手(甲状腺ホルモン補充療法)を名指しし、モニタリングと増量という具体的な対応を指示しているため、サイトの線引き(項番号ではなく名指しと具体的なリスク・対応の有無で判断)に従い「注意(添付文書)」とした。成分単剤の既存レコード(結合型エストロゲン11件・バゼドキシフェン酢酸塩9件)には甲状腺ホルモン剤のレコードは存在せず、重複ではない。
- 最終確認日
- 2026-11-03