このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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カルシウム × レボチロキシン(甲状腺ホルモンの薬、商品名: チラーヂンS等) 注意(ヒトデータあり)

要約

カルシウムは、甲状腺ホルモンの薬レボチロキシンとお腹の中でくっついて(キレート=くっついて吸収されにくくなる結びつき)、吸収を邪魔します。一緒に飲んだ人では甲状腺の検査値(TSH)が上がったことが試験で示されました。レボチロキシンの説明書では、カルシウム剤とは少なくとも4時間あけることとされています。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。マルチビタミンや制酸剤(胃薬)の中のカルシウムでも同じ注意が必要です。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒト試験)

根拠

Singh N, Singh PN, Hershman JM. JAMA. 2000;283:2822-2825(安定していた20人で炭酸カルシウム併用によりTSHが平均1.6→2.7に上昇、やめると回復。本調査でPMIDは出典未確認のため記載しない)/レボチロキシンの医薬品情報(DailyMed): カルシウム等の吸着剤とは少なくとも4時間あける

最終確認日
2026-10-31
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