燕の巣 × 卵 一般的注意
要約
燕の巣のアレルギーの原因になる主要なタンパク質は、卵のタンパク質(オボインヒビターという成分)と似た構造を持つことが報告されています。燕の巣を食べてアナフィラキシー(短時間で全身に起こる重いアレルギー反応)を起こした子どもたちの報告がシンガポールから出ており、その地域では子どもの食物アナフィラキシーの原因として燕の巣が上位に入るとされています。ただし、卵アレルギーの方が必ず燕の巣にも反応すると確かめられたわけではありません。これはタンパク質の似た構造からの類推を含む注意です。卵や燕の巣でアレルギーが出たことがある方は、使う前に相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(アレルギーについてはヒトの症例報告あり。卵との交差反応自体はタンパク質の相同性に基づく類推)
根拠
Goh DL, Chew FT, Chua KY, Chay OM. Edible "bird's nest"-induced anaphylaxis: an under-recognized entity? J Pediatr 2000;137(2):277-279(シンガポールの子どもで燕の巣によるアナフィラキシーを報告。本論文のPMIDは本調査では確認できなかったため誌名・年で示す)。Goh DL, Chua KY, Chew FT, et al. Immunochemical characterization of edible bird's nest allergens. J Allergy Clin Immunol 2001;107(6):1082-1087(主要アレルゲンは約66kDaのタンパク質で、ニワトリのオボインヒビター前駆体と相同性)。用量は症例ごとに不明。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: アレルギーの報告は、燕の巣を食べた子どもたちの症例報告と、アレルゲンタンパク質を調べた研究に基づきます。燕の巣の量は症例ごとに不明です。
ふだんの量では
ふだんの量では: アレルギーは量だけで起こる・起こらないが決まるものではありません。サプリメントに配合される少量でも、体質によっては反応が出ることがあります。