ローヤルゼリー × ハチミツ・蜂製品 注意(ヒトデータあり)
要約
ローヤルゼリーで、喘息(ぜんそく)の発作やアナフィラキシー(短時間で全身に起こる重いアレルギー反応)が起こったというヒトの報告が複数あります。ローヤルゼリーの主要タンパク質とハチの巣(蜂製品)との間に交差反応(似たタンパク質にアレルギーが反応すること)が確かめられた症例もあります。蜂製品でアレルギーが出たことがある方、喘息のある方は特に注意が必要です。初めて使うときは少量から始め、息苦しさ・じんましんなどが出たらすぐに使用をやめて受診してください。これは飲み合わせというより、ローヤルゼリー自体のアレルギーの注意です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(ヒトの症例集積・症例報告)
根拠
Thien FC, Leung R, Baldo BA, et al. Asthma and anaphylaxis induced by royal jelly. Clin Exp Allergy 1996;26(2):216-222. PMID: 8835130(ローヤルゼリー摂取後に喘息・アナフィラキシーを起こした7人でIgE介在性と確認)。Leung R, Thien FC, Baldo B, Czarny D. Royal jelly-induced asthma and anaphylaxis. J Allergy Clin Immunol 1995;96(6 Pt 1):1004-1007. PMID: 8543734。交差反応: Li JD, Cui L, Xu YY, Guan K. A case of anaphylaxis caused by major royal jelly protein 3 of royal jelly and its cross-reactivity with honeycomb. J Asthma Allergy 2021;14:1555-1557. PMID: 35221696。用量は各症例で不明または製品により異なる。
- 最終確認日
- 2026-11-03
研究の条件
研究の条件: アレルギーの報告は症例レベルの観察で、使われたローヤルゼリーの形態・用量は報告ごとに異なり、不明なものも含まれます。生型・乾燥型のどちらでも報告があるとされています。
ふだんの量では
ふだんの量では: アレルギーは量の多さだけで起こる・起こらないが決まるものではありません。ふだんの量でも、体質によっては重い反応が出ることがあります。