トリペプチドMKP × 降圧薬 一般的注意
要約
トリペプチドMKPは、血圧が高めの方(収縮期血圧120〜139mmHgなど)を対象にしたヒト試験で、1日100μg(マイクログラム=1gの100万分の1単位のごく少量)を12週間続けると、血圧がプラセボ(偽薬)より下がったことが報告されています。降圧薬(血圧を下げる薬)と重ねた場合に血圧が下がりすぎるかどうかを調べた試験はありませんが、血圧を下げる方向の働き同士が重なる可能性は否定できません。降圧薬を使っている方がMKP製品を始めるときは、血圧の変化に注意し、処方医・薬剤師に相談してください。処方を否定するものではありません。これはMKP自体のヒトデータからの類推です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(降圧薬との併用を直接調べたヒトデータなし。MKP単独の血圧データはあり)
根拠
Sato S, Ochi D, Nabeshima K, et al. Effects of Casein-Derived Peptide Met-Lys-Pro on Systolic and Diastolic Blood Pressure: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Parallel-Group Study. Nutrients 2024;16(17):2975(血圧が高めの健康成人121人、MKP 100μg/日を12週間で収縮期・拡張期血圧がプラセボより有意に低下、関連する有害事象なし)。先行試験: Yuda N, et al. 薬理と治療 2018;46:529-537(同じく100μg/日・12週間)。降圧薬との併用試験はPubMed検索(2026-11-03)で検出されなかった。本記録は類推に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 対象は降圧薬を使っていない、血圧が高め〜軽度高血圧の健康成人です。治療中の高血圧の方での試験ではありません。
ふだんの量では
ふだんの量では: 市販・届出製品のMKP量は試験と同じ1日100μgが標準的です。血圧への影響は薬と比べると小さいものですが、降圧薬使用中は自己判断で重ねないでください。