ケフィア × モノアミン酸化酵素阻害薬 一般的注意
要約
ケフィアは発酵食品のため、チラミン(発酵で生じる成分で、血圧を上げる方向に働く)を含みます。市販ケフィアを調べた研究では、チラミンは1リットルあたり検出できない量から12.8mgまでと幅があり、熟成チーズなどに比べると少ない量でした。モノアミン酸化酵素阻害薬(MAO阻害薬、パーキンソン病やうつ病の薬の一部)を使っている方はチラミンの多い発酵食品で血圧が大きく上がるおそれがあるため、ケフィアを習慣的に多く摂る場合は処方医・薬剤師に相談してください。ケフィアそのものとMAO阻害薬の組み合わせで問題が起きたというヒトの報告は見つかっていません。これは発酵食品一般の注意からの類推です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(ケフィアとの併用を直接調べたヒトデータなし)
根拠
Özdestan Ö, Üren A. Biogenic amine content of kefir: A fermented dairy product. Eur Food Res Technol 2010(市販ケフィア10製品でチラミンは不検出〜12.8mg/L、総生体アミンは2.4〜35.2mg/L。PMIDは本調査で直接確認できなかったため省略する)。MAO阻害薬とチラミン含有食品の関係は確立しているが、ケフィアとの併用を調べたヒト試験はPubMed検索(2026-11-03)で検出されなかった。本記録は類推に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認