このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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食物繊維 × 糖尿病薬 注意(ヒトデータあり)

要約

食物繊維の種類によっては、糖尿病薬の吸収を下げることがヒトで報告されています。グルコマンナン(こんにゃく由来の水溶性繊維)と一緒にグリベンクラミドを飲んだ試験では、薬の濃度が約50%下がりました。グアーガム10gと一緒にメトホルミン1.7gを飲んだ試験でも、メトホルミンの濃度が約40%低くなりました。一方で、繊維と糖尿病薬の組み合わせで影響がなかったという報告もあり、結果は繊維の種類や条件で分かれます。両方を併記します。濃度が下がると血糖を下げる効き目が弱まるおそれがあります。糖尿病薬を使っている方が食物繊維サプリを始めるときは、血糖の変化に注意し、処方医・薬剤師に相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒト薬物動態試験複数。結果に食い違いあり)

根拠

Shima K, Tanaka A, Ikegami H, et al. Effect of dietary fiber, glucomannan, on absorption of sulfonylurea in man. Horm Metab Res 1983;15:1-3(グルコマンナンでグリベンクラミド濃度が約50%低下)。Gin H, Orgerie MB, Aubertin J. The influence of guar gum on absorption of metformin from the gut in healthy volunteers. Horm Metab Res 1989;21:81-83(健康成人6人、グアーガム10g+メトホルミン1.7gで濃度が約40%低下)。いずれも総説(González Canga A, et al. Nutr Hosp 2010;25(5):535-539)で整理された原著であり、PMIDは本調査で直接確認できなかったため省略する。影響なしとする報告も同総説にあり、両論を併記する。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

研究の条件: いずれも健康成人での小規模な単回〜短期の試験です。繊維の種類(グルコマンナン、グアーガム)と量が結果を左右します。

ふだんの量では

ふだんの量では: 市販の食物繊維サプリは1回数g〜10g程度のものが多く、試験で使われたグアーガム10gと重なる量です。薬と同時ではなく時間をあけることが実務的な結論です。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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