食物繊維 × 経口薬 一般的注意
要約
食物繊維全般には、飲み薬を腸の中で吸着したり、腸の中の移動を速めたりして、薬の吸収を下げる方向の働きがあります。すべての薬で確かめられているわけではありませんが、効く量と副作用の量の幅が狭い薬(甲状腺の薬、心臓の薬、てんかんの薬など)では影響が出やすいと考えられます。食物繊維サプリを使う場合は、大切な飲み薬とは時間をあけるのが無難です。これは繊維の性質からの類推を含む注意です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です(レボチロキシンは約4時間が目安です)。
ヒトでのエビデンス
なし(経口薬全般として調べたヒトデータなし。個別薬でのデータはあり)
根拠
根拠はレボチロキシン、ジゴキシン、ペニシリン、糖尿病薬での個別のヒトデータ(このシートの各記録)と、繊維の吸着・腸管通過への影響を整理した総説(González Canga A, et al. Nutr Hosp 2010;25(5):535-539)である。経口薬全般への当てはめは類推であることを明記する。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。