このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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食物繊維 × ジゴキシン 注意(ヒトデータあり)

要約

食物繊維の一種グアーガム(豆から作る水溶性の繊維)を使ったヒトの試験では、心臓の薬ジゴキシンの吸収の速さが遅くなりましたが、吸収された総量は大きく変わりませんでした。一方で、食物繊維の多い食事と一緒にジゴキシンを飲むと、体内に入る量が約20%下がったという報告もあります。報告によって結果の出方が違うため両方を併記します。ジゴキシンは効く量と副作用が出る量の幅が狭い薬です。食物繊維サプリを始めたりやめたりしたときは、そのことを処方医・薬剤師に伝えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒト薬物動態試験。ただし結果に幅あり)

根拠

Huupponen R, Seppälä P, Iisalo E. Effect of guar gum, a fibre preparation, on digoxin and penicillin absorption in man. Eur J Clin Pharmacol 1984;26:279-281(健康成人での試験。グアーガムでジゴキシンの吸収速度は低下したが程度は限定的だった。PMIDは本調査で直接確認できなかったため省略する)。食物繊維の多い食事でジゴキシンの生物学的利用率が約20%低下したとする相互作用データベースの集積もある。総説: González Canga A, et al. Dietary fiber and its interaction with drugs. Nutr Hosp 2010;25(5):535-539。両論を併記する。

最終確認日
2026-11-03

研究の条件

研究の条件: グアーガムの試験は健康成人を対象にした小規模な薬物動態試験です。すべての食物繊維で同じ結果になるとは限りません。

ふだんの量では

ふだんの量では: 通常の食事の繊維量で大きな問題が起きたという報告はありません。繊維サプリをまとまった量で薬と同時に摂る場合に注意してください。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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