このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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セサミン × 降圧薬 注意(ヒトデータあり)

要約

セサミン自体に、血圧を少し下げる働きがヒト試験で示されています。軽い高血圧の人にセサミン60mg/日を4週間飲んでもらった試験では、上の血圧が平均3.5mmHg、下の血圧が平均1.9mmHg下がりました。数値だけ見ると小さな変化ですが、血圧を下げる薬と重なれば、その分だけ血圧が下がりすぎるおそれがあります。降圧薬を飲んでいる人は、自己判断で処方を変えず、家庭血圧の変化に目を向けてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(セサミン単独の血圧低下を示すヒト試験。降圧薬との併用試験ではない)

根拠

Miyawaki T, Aono H, Toyoda-Ono Y, Maeda H, Kiso Y, Moriyama K. Antihypertensive effects of sesamin in humans. J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo) 2009;55(1):87-91. PMID: 19352068(軽症高血圧の成人25人、二重盲検クロスオーバー試験。セサミン60mg/日・4週間で収縮期137.6→134.1mmHg、拡張期87.7→85.8mmHg。プラセボ期はほぼ変化なし)。降圧薬との併用自体を調べた試験ではなく、セサミン単独の血圧低下データからの注意である。黒ゴマ食品での試験でも同様の方向: Wichitsranoi J, Weerapreeyakul N, Boonsiri P, et al. Antihypertensive and antioxidant effects of dietary black sesame meal in pre-hypertensive humans. Nutr J 2011;10:82. DOI: 10.1186/1475-2891-10-82(高血圧予備群30人、黒ゴマ粉2.52g/日・4週間で収縮期血圧が低下し、血中ビタミンEが増えた)。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

研究の条件: 軽症高血圧の成人25人にセサミン60mg/日を4週間飲んでもらった二重盲検クロスオーバー試験です(Miyawakiら 2009)。上の血圧は平均3.5mmHg、下は平均1.9mmHg下がりました。

ふだんの量では

ふだんの量では: 日本の市販サプリで目安とされるセサミン量は10mg/日程度で、試験の60mg/日より少なめです。10mg/日で同じだけ血圧が下がるかは確かめられていません。ゴマを食品として食べる量に含まれるセサミンはさらに少量です。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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