塩化カリウム液剤 × NMTT基を有するセフェム系抗生物質・メトロニダゾール 注意(添付文書)
要約
NMTT基(アルコールの分解を邪魔する性質のある構造)を持つセフェム系抗生物質(セフメノキシム、セフォペラゾン、セフミノクス、セフメタゾール、ラタモキセフ)や、メトロニダゾールと一緒に使うと、アルコール反応(顔面潮紅(顔が赤くなる)、悪心、頻脈(脈が速くなる)、多汗、頭痛など)を起こすおそれがあります。塩化カリウム液剤(K.C.L.エリキシル)にはエタノール(アルコール)が含まれているためです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の記載に基づく。
根拠
K.C.L.エリキシル(10w/v%)添付文書(丸石製薬、2023年11月改訂・第1版。KEGG MEDICUS転載の電子添文で原文確認) 10.2併用注意: N-メチルテトラゾールチオメチル基を有するセフェム系抗生物質(セフメノキシム塩酸塩、セフォペラゾンナトリウム、セフミノクスナトリウム水和物、セフメタゾールナトリウム、ラタモキセフナトリウム)、メトロニダゾールを名指しし、これらの薬剤とのアルコール反応を起こすおそれがある旨、機序として本剤はエタノールを含有しているためと明記。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。