このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ボスウェリアセラータエキス × CYPで分解される薬 ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

ボスウェリアの樹脂エキスは、試験管内(体の外の実験)では、薬を分解する酵素CYP1A2・2C8・2C9・2C19・2D6・3A4の働きを抑えることが報告されています。もしヒトでも同じことが起きれば、これらの酵素で分解される薬の血中濃度が上がるおそれがあります。ただし、これは試験管内だけの話で、ヒトで薬の濃度が実際に変わったという報告は見つかっていません。試験管内の濃度と、サプリを飲んで体の中に届く濃度は大きく違うことがあります。分解酵素の影響を受けやすい薬(効き目の幅が狭い薬など)を飲んでいる人は、新しく始めるときに処方医・薬剤師に伝えてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

なし(試験管内データのみ。ヒトでの直接データなし)

根拠

Frank A, Unger M. Analysis of frankincense from various Boswellia species with inhibitory activity on human drug metabolising cytochrome P450 enzymes using liquid chromatography mass spectrometry after automated on-line extraction. J Chromatogr A 2006;1112(1-2):255-262. PMID: 16364338(Boswellia serrataを含む複数種の乳香エキスが、ヒトの主要なCYP(1A2/2C8/2C9/2C19/2D6/3A4)を非選択的に抑えた試験管内研究。ボスウェリン酸自体は中程度〜強い阻害を示したが、阻害の主因はボスウェリン酸ではないとされた)。ヒトでの薬物動態相互作用試験はPubMed検索(2026-11-03)で検出されなかった。試験管データとヒトデータは区別が必要であり、本記録は機序のみに基づく注意である。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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