グルコン酸カリウム × カリウム保持性利尿薬(スピロノラクトン、トリアムテレン等) 注意(添付文書)
要約
カリウム保持性利尿薬(尿の量を増やす薬のうち、カリウムを体にためるタイプ。スピロノラクトン、トリアムテレンなど)は血液中のカリウムを上げる方向に働くため、カリウムを補うグルコン酸カリウムと一緒に使うと、血液中のカリウムが上がりすぎるおそれがあります。カリウム保持性利尿薬はカリウムが腎臓から捨てられるのを減らすため、カリウム塩を同時に飲むと体内のカリウム量が増えてしまいます。血液中のカリウムが上がりすぎると、心臓のリズムに異常が出るおそれがあります。併用が絶対にダメという意味ではありませんが、カリウムの値を測りながら慎重に使う組み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の記載に基づく。
根拠
グルコンサンK錠5mEq/錠2.5mEq/細粒4mEq/g添付文書(サンファーマ、2024年7月改訂・第3版。KEGG MEDICUS転載の電子添文で原文確認) 10.2併用注意: カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレン等)を名指しし、高カリウム血症があらわれやすい旨、機序としてカリウム保持性利尿剤はカリウムの腎排泄を減少させるため同時にカリウム塩を服用することにより体内のカリウム量が増加し高カリウム血症を引き起こす旨を明記。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認