PS(ホスファチジルセリン) × レシチン 一般的注意
要約
PSとレシチンは、どちらも大豆由来のリン脂質(細胞の膜の材料になる脂質)で、製品によっては両方が一緒に配合されていることもあります。両方を別々の製品で重ねて取った場合に、影響がどう変わるかを調べたヒトのデータは確認されていません。大豆由来のPSの安全性を調べた試験では、300mg/日を6か月間続けて重い副作用は報告されていません。重ねて使う場合は、それぞれの量を確認し、合計量が試験で使われた量を大きく超えないようにしてください。
ヒトでのエビデンス
あり(PS単独でのヒト試験と安全性データ。レシチンとの併用試験はなし)
根拠
Kato-Kataoka A et al. J Clin Biochem Nutr. 2010;47(3):246-255. PMID: 21103034(記憶の訴えのある高齢の日本人78人、大豆由来PS 100mgまたは300mg/日を6か月。低スコア群で記憶の改善)。Richter Y et al. Clin Interv Aging. 2013;8:557-563. PMID: 23723695(大豆由来PS 300mg/日を12週間。安全性の検査で問題なし)。Crook TH et al. Neurology. 1991;41(5):644-649. PMID: 2027477(牛脳由来PS 300mg/日を12週間。現在の大豆由来製品とは原料が異なる)。併用自体のデータはないため一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 大豆由来PS 100〜300mg/日を12週間〜6か月続けた条件が中心。
ふだんの量では
ふだんの量では: 市販製品の一般量は100〜300mg/日で、試験用量と重なる範囲である。原料が牛脳由来だった古い試験の結果は、現在の大豆由来製品にそのまま当てはめないこと。