シスチン × L-システイン 一般的注意
要約
シスチンとL-システインは別の化合物ですが、体の中では互いに変わり合う関係にあり(シスチンはシステインが2つ結びついた形)、両方を取ると、含硫アミノ酸(硫黄を含むアミノ酸)としての総量が増えます。健康な成人では、シスチン250〜750mg/日は有害な影響は考えにくいと公的なリスク評価で整理されていますが、1,000mg/日では影響の可能性が指摘されています。シスチン尿症のある人では総量の増加自体が問題になるため、重ねて使う場合は主治医に相談してください。なお、アセチルシステイン(N-アセチルシステイン)も、体内でシステインに変わる別の化合物であり、三者はそれぞれ別の成分として扱います。
ヒトでのエビデンス
なし(併用自体の直接データなし。公的リスク評価に基づく総量の注意)
根拠
ノルウェー食品安全科学委員会(VKM)によるL-システイン・L-シスチンのリスク評価(成人ではシスチン250・500・750mg/日は有害影響は考えにくく、1,000mg/日はリスクの可能性ありと結論)。併用自体のヒト試験はないため一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
リスク評価の対象用量はシスチン250、500、750、1,000mg/日である。食事からのシステイン摂取は平均約1g/日(米国の調査)とされる。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。