このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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5-ALA × 光線過敏症を起こす薬(テトラサイクリン系抗菌薬、フルオロキノロン系抗菌薬、サイアザイド系利尿薬、スルホニル尿素薬、スルホンアミド系抗菌薬、グリセオフルビン、フェノチアジン系薬等) 注意(添付文書)

要約

5-ALAは体の中でプロトポルフィリンIX(光に反応する物質)に変わり、皮膚が光に過敏になります。医薬品としての5-ALA塩酸塩(光線力学診断用)の添付文書では、光線過敏症を起こすことが知られている薬(上に挙げた系統の薬や、ヒペリシンを含む製品など)が名指しで注意されています(日本の添付文書では、医薬品については併用禁忌とされ、本剤投与後2週間はこれらの薬剤を使わないこととされています。米国添付文書では投与前後24時間の回避とされています)。ただし医薬品の1回量は体重1kgあたり20mg(体重75kgの人で約1.5g)で、サプリメントの1日量15〜50mgとは30倍以上の差があり、サプリメントの量で同じ強さの光線過敏が起こるかは確かめられていません。サプリメントを使っている人がこれらの薬を使う場合は、日光や強い光への当たり方に注意し、強い日焼けのような症状が出たら受診してください。自己判断で処方薬を中止しないでください。

ヒトでのエビデンス

あり(医薬品用量での添付文書記載と症例報告。サプリメント用量での併用データはなし)

根拠

5-ALA塩酸塩の医薬品添付文書(日本: アラグリオ内用剤1.5g。米国: Gleolan添付文書): 光線過敏作用のある薬剤(ヒペリシン含有製品、グリセオフルビン、サイアザイド系利尿薬、スルホニル尿素薬、フェノチアジン系、スルホンアミド系、キノロン系、テトラサイクリン系等)について、日本の添付文書では併用禁忌に位置づけられ、本剤投与後2週間はこれらの薬剤の投与を避けることとされている。米国添付文書では投与前後24時間の回避とされ、一部の資料では最大2週間までの回避も示唆されている。投与後48時間は日光や強い室内光を避けることも両添付文書に記載されている。二重検証で日本の添付文書の位置づけ(併用禁忌・投与後2週間回避)を正確に反映するよう訂正した。なお本レコードのバッジは、サプリメント形態(医薬品の約30分の1以下の量)への読み替えであるため「禁忌」にはせず「注意(添付文書)」とした(判断理由は検証ファイルverify_SG2.md参照)。ヒペリシンエキスと経口5-ALAを併用した患者で5日間続く重い日焼けの症例報告が1件、添付文書情報に引用されている。サプリメント用量での直接データではない。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

医薬品の条件は20mg/kgの単回投与(約1.5g)。サプリメントの試験用量は15〜50mg/日であり、桁が違う。

ふだんの量では

市販サプリメントの一般量は15〜50mg/日程度で、医薬品の単回量の30分の1以下である。量の差が大きいため、医薬品での注意をそのまま同じ強さで当てはめることはできない。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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