リン酸二カリウム補正液 × カルシウム塩・マグネシウム塩を含む注射剤 注意(添付文書)
要約
この補正液を点滴に混ぜるとき、カルシウム塩やマグネシウム塩を含む注射剤と混ぜると、沈殿(白く濁って固まりができること)などの見た目の変化が起きることがあると添付文書に書かれています。これは飲み合わせ(体の中での作用の重なり)ではなく、混ぜる段階で起きる配合変化(薬同士が混ざって性質が変わること)の注意です。医療機関で点滴を調製するときに確認される内容です。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の配合変化の注意に基づく。
根拠
リン酸2カリウム注20mEqキット「テルモ」添付文書(テルモ、2023年4月改訂・第1版、KEGG MEDICUS転載の原文で確認)。リン酸二カリウム補正液1mEq/mL(大塚製薬工場、PMDA掲載PDF)でも効能・効果と§14.2.4の内容が同旨であることを照合した §14.2.4薬剤調製時の注意: 薬剤を配合する場合には配合変化に注意すること。カルシウム塩を含む製剤・マグネシウム塩を含む製剤に配合すると沈殿等の外観変化を生じることがあると明記。本品目の添付文書には§2(禁忌)・§10(相互作用)の項自体がなく、体内の作用の重なりとしての併用禁忌・併用注意の記載はない。
- 最終確認日
- 2026-11-03
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。