アスパラギン酸カリウム注射液 × NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)、β遮断剤、シクロスポリン(サンディミュン等)、ヘパリン、ジゴキシン(ジゴシン)、トルバプタン(サムスカ) 注意(添付文書)
要約
NSAIDs(痛み止め・熱さましの薬)、β遮断剤(心臓の脈をゆっくりにする血圧・心臓の薬)、免疫を抑えるシクロスポリン、血液を固まりにくくするヘパリン、心臓の薬ジゴキシン、水分だけを出す利尿薬トルバプタンは、いずれも血液中のカリウムを上げる可能性がある薬として添付文書に挙げられています。この点滴でカリウムを補っているときに重なると、高カリウム血症(血液中のカリウムが高くなりすぎた状態)があらわれることがあるため、血液中のカリウム値を見ながら使う注意が必要です。絶対にダメな組み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の併用注意の記載に基づく。
根拠
アスパラカリウム注10mEq添付文書(ニプロ、2025年4月作成・第1版、KEGG MEDICUS転載の原文で確認)。アスパラギン酸カリウム注10mEqキット「テルモ」の添付文書でも§10.1・§10.2の内容が同一であることを照合した §10.2併用注意(前項と同じ行): 非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)、β遮断剤(プロプラノロール、アテノロール、ピンドロール等)、シクロスポリン、ヘパリン、ジゴキシン、トルバプタン ― 高カリウム血症があらわれることがある(機序: これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる)と明記。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認