フィルグラスチム × 炭酸リチウム(リーマス等) 一般的注意
要約
リチウム(気分障害の治療に使う薬)にも好中球を血液中に出す働きがあることが知られていて、フィルグラスチムと一緒に使うと好中球が増える作用が重なる可能性があります。ただし、この組み合わせを専門に調べた試験はなく、実際に害があったという証拠も確認されていません。日本の添付文書には記載がなく、海外の添付文書の記載をもとにした注意です。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
リチウムとの併用を専門に調べたヒトでの試験はない(海外添付文書にもその旨が明記されている)。
根拠
日本の添付文書(グラン、協和キリン、2025年12月改訂・第7版)にはリチウムの記載はない。欧州のフィルグラスチム製剤(Neupogen)の添付文書4.5項および米国の添付文書には、リチウムにも好中球の放出を促す作用があるため併用で作用が強まる可能性があるが、この組み合わせは専門的には調べられておらず、有害だという証拠はない旨が明記されている。海外添付文書に基づく類推情報であり、日本の添付文書の名指し記載ではないため「一般的注意」とした。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。