このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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シトラスアランチウムエキス × フェロジピン 注意(ヒトデータあり)

要約

ダイダイの果汁(セビリアオレンジジュース)にはグレープフルーツと同じフラノクマリンが含まれ、ヒト試験でカルシウム拮抗薬フェロジピンの血中濃度(AUC)が76%上がりました。これは果汁でのデータで、サプリメントのエキス製品で同じことが起きるかは製品のフラノクマリン量によります。エキス製品の中にはフラノクマリンを含まないとされるものもあります。果物・果汁としてのダイダイを摂る場合はグレープフルーツ類と同じ注意が必要で、エキス製品については成分表示を確認し、カルシウム拮抗薬を飲んでいる方は薬剤師に相談してください。時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(果汁でのヒト薬物動態試験。エキス製品での試験はなし)

根拠

Malhotra S, Bailey DG, Paine MF, Watkins PB. Seville orange juice-felodipine interaction: comparison with dilute grapefruit juice and involvement of furocoumarins. Clin Pharmacol Ther 2001;69(1):14-23. PMID: 11180034(健康成人10人、フェロジピン10mg+セビリアオレンジ果汁240mLでAUC 76%増加、腸のCYP3A4不活性化が機序)。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

研究の条件: 果汁240mLを使った試験です。エキス製品のフラノクマリン含有量は製品ごとに異なり、この結果をそのままエキス製品に当てはめることはできません。

ふだんの量では

ふだんの量では: マーマレードなど食品としてのダイダイの量は果汁240mLより少ないことが多いですが、カルシウム拮抗薬を飲んでいる方は量の目安が確立していないため、習慣的な摂取は薬剤師に確認してください。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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