ホルモテロール・グリコピロニウム配合剤 × QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤(抗不整脈剤、三環系抗うつ剤等) 注意(添付文書)
要約
キニジン、プロカインアミド、ジソピラミドなどの抗不整脈剤や、イミプラミンなどの三環系抗うつ剤など、心臓の電気的な回復が遅れるQT延長(心電図の波形が伸びること)を起こすことが知られている薬と一緒に使うと、QT間隔が延長され、心室性不整脈(危険な脈の乱れ)などのリスクが増えるおそれがあると添付文書に書かれています。なお、MAO阻害剤はこの添付文書の行には挙がっていません(海外の添付文書とは記載が異なります)。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データの記載はない。添付文書の注意は薬理作用の重なりに基づく。
根拠
ビベスピエアロスフィア28吸入添付文書(アストラゼネカ、2020年6月改訂・第3版) §10.2併用注意: QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤(抗不整脈剤: キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド等、三環系抗うつ剤等: イミプラミン等)との併用でQT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大するおそれ。MAO阻害剤の明記は日本の添付文書のこの行にはない。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。