このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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紅麹 × グレープフルーツ類 注意(ヒトデータあり)

要約

紅麹の有効成分モナコリンKは、コレステロールの薬ロバスタチンとまったく同じ構造の物質です。ロバスタチンについては、グレープフルーツジュースと一緒に飲むと薬の血中濃度が大きく上がることがヒトで確かめられ、添付文書でも注意されています。紅麹そのもので確かめた試験はありませんが、中身が同じ物質である以上、同じことが起こるおそれがあります。濃度が上がると、筋肉の痛みや肝臓への負担といった副作用が出やすくなるおそれがあります。紅麹サプリを使う間は、グレープフルーツ類を習慣的に多く摂ることは避け、処方医・薬剤師に紅麹を使っていることを伝えてください。

ヒトでのエビデンス

あり(同一物質ロバスタチンのヒト薬物動態データ。紅麹自体の試験はなし)

根拠

モナコリンK(ラクトン型)はロバスタチンと同一構造であることを欧州食品安全機関(EFSA)が確認している(EFSA Panel on Food Additives and Nutrient Sources. Scientific opinion on the safety of monacolins in red yeast rice. EFSA J 2018;16(8):e05368)。ロバスタチンとグレープフルーツジュースの相互作用はロバスタチンの添付文書に記載され、ヒト薬物動態データに基づく。紅麹製品自体とグレープフルーツの直接のヒト試験は検出されなかったため、この記録は「同一物質であるロバスタチンのヒトデータ」を根拠とする。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

研究の条件: ロバスタチンのヒト試験・添付文書データに基づきます。紅麹サプリ自体を使った試験ではありません。市販の紅麹製品のモナコリンK量は製品ごとにばらつきが大きく、欧州では1日量3mg未満に制限されていますが、重い副作用は1日3mgでも報告されています(EFSA 2018)。医薬品のロバスタチンの治療用量は1日10〜80mgです。

ふだんの量では

ふだんの量では: グレープフルーツ1個やジュース1杯でもロバスタチンの濃度が上がることが知られています。紅麹の量が少なくても中身は同じ物質なので、量が少ないから安全とは言えません。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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