紅麹 × シクロスポリン 注意(ヒトデータあり)
要約
臓器移植などでシクロスポリン(免疫を抑える薬)を飲んでいる方が紅麹を使うと、横紋筋融解症(筋肉が壊れる重い副作用)が起きた症例が報告されています。シクロスポリンはモナコリンK(ロバスタチン)の分解を抑えるため、濃度が上がりやすくなります。移植後の方はサプリメントを自己判断で追加せず、必ず主治医に相談してください。
ヒトでのエビデンス
あり(症例報告)
根拠
Prasad GV, Wong T, Meliton G, Bhaloo S. Rhabdomyolysis due to red yeast rice (Monascus purpureus) in a renal transplant recipient. Transplantation 2002;74(8):1200-1201. DOI: 10.1097/00007890-200210270-00028(症例報告。PMIDは本検証で確認できず未記載のまま)。ロバスタチンとシクロスポリンの併用はロバスタチン添付文書でも血中濃度上昇と筋障害リスクが記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 腎移植患者1例の症例報告です。紅麹の使用量の詳細は原報告の確認が必要で、本シートでは用量不明として扱います(推測で埋めない)。
ふだんの量では
ふだんの量では: 症例は1例のみですが、相手が移植後の必須薬であり、起こった副作用が重いため、量にかかわらず避けるのが実務的な結論です。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。