カシスエキス × 抗凝固薬・抗血小板薬 一般的注意
要約
カシスエキスと血液を固まりにくくする薬を組み合わせて調べたヒト試験はありません。ベリー類の色素アントシアニンには、実験室の試験で血小板(血液を固める細胞のかけら)の働きや薬を分解する酵素への影響が報告されていますが、人で出血が増えたという報告は確認できません。作用の方向からの類推として、抗凝固薬・抗血小板薬を使っている人が濃縮したカシス製品を始める場合は、処方医・薬剤師に伝えてください。これは実験室データからの類推による一般的注意です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
なし(in vitroデータのみ)
根拠
直接のヒト試験なし。ベリー成分の酵素への影響はin vitro: Sand PG, Dreiseitel A, Stang M, et al. Cytochrome P450 2C19 inhibitory activity of common berry constituents. Phytother Res. 2010;24(2):304-307, PMID:19585468, DOI:10.1002/ptr.2910(アントシアニン類のCYP2C19阻害はin vitroでフルボキサミンより50〜750倍弱い程度)。類推であることを明記する。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。