このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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フルチカゾンプロピオン酸エステル・ホルモテロール配合剤 × CYP3A4阻害作用を有する薬剤(リトナビル(ノービア)等) 注意(添付文書)

要約

リトナビルなどのCYP3A4阻害作用を有する薬剤と一緒に使うと、吸入ステロイド成分フルチカゾンの分解が遅れて血中濃度が上がり、飲むステロイド薬を全身に使った場合と同じような症状が出るおそれがあります。特にリトナビルとフルチカゾン製剤の併用では、クッシング症候群(ステロイドが多すぎる状態)や副腎皮質機能抑制(副腎が自分のホルモンを作りにくくなること)が報告されています。吸入薬は肺から入るため飲み薬のような腸・肝臓での初回通過は受けませんが、血中に入った分は肝臓のCYP3A4で分解されるため、吸入薬でも注意が必要です。併用が絶対にダメという意味ではありませんが、医師が状態を見ながら使う組み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

リトナビルとフルチカゾンプロピオン酸エステル製剤の併用でのクッシング症候群等の報告があると添付文書に記載(本剤そのものの相互作用試験ではない)。

根拠

フルティフォーム添付文書(杏林製薬、2025年9月改訂・第7版)。 10.2併用注意: CYP3A4阻害作用を有する薬剤(リトナビル等)によりフルチカゾンプロピオン酸エステルの血中濃度が上昇する可能性があり、特にリトナビルとの併用によりクッシング症候群、副腎皮質機能抑制等が報告されている旨を明記。10.相互作用の前文でフルチカゾンプロピオン酸エステルは主としてCYP3A4で代謝されると明記。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:記載なし

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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