このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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エゾウコギ × CYP2D6・CYP3A4で分解される薬 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

エゾウコギが、薬を分解する肝臓の酵素CYP2D6とCYP3A4(どちらも多くの薬の分解に関わる酵素)の働きを変えるかどうかが、ヒトの試験で調べられています。健康な方12人にエゾウコギ485mgを1日2回、14日間飲んでもらい、CYP2D6で分解される薬(デキストロメトルファン)とCYP3A4で分解される薬(アルプラゾラム)の動きを比べたところ、どちらの酵素の働きにも意味のある変化はみられませんでした。つまり、一般的な量のエゾウコギでは、これらの酵素で分解される多くの薬への大きな影響は考えにくいとされています。ただし、調べられたのはこの2つの酵素とこの用量までで、すべての薬で確かめられたわけではありません。

ヒトでのエビデンス

あり(ヒト薬物動態試験)

根拠

Donovan JL, DeVane CL, Chavin KD, Taylor RM, Markowitz JS. Siberian ginseng (Eleutherococcus senticosus) effects on CYP2D6 and CYP3A4 activity in normal volunteers. Drug Metab Dispos 2003;31(5):519-522. PMID: 12695337(健康成人12人、エゾウコギ485mg×2回/日を14日間。デキストロメトルファンの代謝比とアルプラゾラムの薬物動態に有意差なし)。試験管内では阻害の可能性が示されていたが、ヒトでは再現されなかった。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

研究の条件: 健康成人12人にエゾウコギ(標準化エキス)485mgを1日2回、14日間飲んでもらった試験です。

ふだんの量では

ふだんの量では: 試験の量(1日970mg)は市販製品の一般的な量とほぼ同じ範囲です。これよりずっと多い量を長く飲んだ場合までは確かめられていません。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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