ヨウ化カリウム × 抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル) 注意(添付文書)
要約
甲状腺機能亢進症(甲状腺ホルモンが多すぎる病気)の治療薬であるチアマゾールやプロピルチオウラシルとヨウ化カリウムは、どちらも甲状腺の働きを弱める方向に作用します。合わせると、甲状腺機能低下(甲状腺ホルモンが足りなくなる状態)や甲状腺腫(甲状腺が腫れること)が起こりやすくなることがあるため、甲状腺の働きを定期的に測りながら使うこととされています。なお、ヨウ化カリウム自体も甲状腺機能亢進症を伴う甲状腺腫の治療に使われることがあり、自己判断で組み合わせを変えないでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
ヒトでの直接の相互作用試験データはない。添付文書の併用注意の記載に基づく。
根拠
ヨウ化カリウム「日医工」/ヨウ化カリウム丸50mg「日医工」(日医工)現行添付文書(2024年12月改訂・第3版、PMDA掲載PDFと同一内容の電子添文) 10.2併用注意: 抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル)を名指しし、両剤とも甲状腺機能低下作用があるため併用により相加的な甲状腺機能低下作用があらわれることがあり、甲状腺機能低下と甲状腺腫生成作用を増強させることがあるので定期的に甲状腺機能を測定する旨を明記。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。