このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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植物ステロール × 脂溶性ビタミン 注意(ヒトデータあり)

要約

植物ステロールは腸でのコレステロールの吸収を抑えるため、油に溶けて吸収されるビタミン(脂溶性ビタミン)やカロテノイド(β-カロテンなど、野菜の色素でビタミンAのもとになる成分)の吸収も少し下げることがあります。複数の試験をまとめた分析では、植物ステロール平均2.5g/日でβ-カロテンの血液中の濃度が約16%(コレステロールで補正すると約10%)下がりましたが、濃度は正常範囲の中にとどまり、ビタミンAやビタミンDの濃度には影響がありませんでした。そのため、不足が起きるという話ではありませんが、長く続ける場合は野菜・果物を十分に取ることが勧められます。脂溶性ビタミンのサプリを取る場合は、植物ステロールと別のタイミングにする配慮もできます。

ヒトでのエビデンス

あり(無作為化試験のメタ解析)

根拠

Baumgartner S, Ras RT, Trautwein EA, Mensink RP, Plat J. Eur J Nutr 2017;56:909-923, PMID:27591863(無作為化試験41件・3,306人のメタ解析。平均2.5g/日。β-カロテン−16.3%、コレステロール補正後−10.1%。α-トコフェロール(ビタミンE)は補正後に変化なし、レチノール(ビタミンA)とビタミンDは影響なし。濃度は正常範囲内)。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

研究の条件

研究の条件: 平均2.5g/日、期間は1か月〜1年の試験の統合。

ふだんの量では

ふだんの量では: 市販製品は1日0.8〜2g程度で試験平均よりやや少ない。カロテノイドの下がり幅も用量に応じて小さくなる。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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