アラキドン酸 × ワルファリン 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
ワルファリン(血液を固まりにくくする薬)との直接の併用試験は確認できませんでしたが、アラキドン酸を1日1,500mg規模まで増やしても、血液の固まりやすさの指標(プロトロンビン時間など)や出血時間に変化がなかったヒト試験があります。そのため、ふだんのサプリ量でワルファリンの効き目が大きく変わるというデータはありません。ただしワルファリンは効き目の幅が狭い薬なので、新しいサプリを始める時は処方医・薬剤師に伝えることが原則です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(凝固指標を調べたヒト試験。ワルファリン併用試験はなし)
根拠
Nelson GJ et al. Lipids 1997, PMID:9113631(1.7g/日・50日間でプロトロンビン時間・部分トロンボプラスチン時間・出血時間に有意差なし)。Calder PC et al. Br J Nutr 2019, PMID:31130146。ワルファリン併用そのものの試験ではない点は正直に明記する。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 健康成人での1.5〜1.7g/日・50日間前後の条件。
ふだんの量では
ふだんの量では: 市販サプリは数百mg/日規模で、試験用量より少ない。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。