このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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グリチルリチン酸 × 利尿薬(ループ系・チアジド系) 注意(添付文書)

要約

グリチルリチン酸には、尿からカリウム(血液中の塩分バランスを保つミネラル)を出しやすくする働きがあります。利尿薬(体の余分な水分を尿として出す薬)のうちループ系・チアジド系にもカリウムを下げる作用があるため、重なると血液中のカリウムが下がりすぎて、脱力感や筋力低下が出るおそれがあります。市販のかぜ薬などではグリチルリチン酸は1日40mg前後と医療用より少なめですが、甘草を含む漢方薬などと重なると総量が増えます。血清カリウム値(血液中のカリウムの濃さ)に注意しながら使う組み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(添付文書記載)

根拠

医療用グリチルリチン製剤の添付文書§10.2併用注意に名指しがある。グリファーゲン静注20mL添付文書(2024年2月改訂第1版)§10.2: ループ利尿剤(エタクリン酸、フロセミド等)、チアジド系及びその類似降圧利尿剤(トリクロルメチアジド、クロルタリドン等)との併用で「低カリウム血症(脱力感、筋力低下等)があらわれるおそれがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い注意すること。機序: これらの利尿作用が本剤に含まれるグリチルリチン酸のカリウム排泄作用を増強する」。同内容はネオファーゲンC配合錠添付文書(2023年11月改訂第1版)§10.2にも記載がある(2026-11-02閲覧)。

最終確認日
2026-11-03
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:記載なし

ふだんの量では

市販薬ではグリチルリチン酸として1日39〜45mg程度(製品マスターのPMDA添文照合による。グリチルリチン酸二カリウムとして配合)。甘草に換算すると約1g分にあたる量

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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