水酸化マグネシウム × 鉄剤 注意(添付文書)
要約
水酸化マグネシウムで胃の中の酸性度が下がると、鉄剤が溶けにくい形に変わり、鉄の吸収が妨げられるとの報告があると添付文書に記載されています。貧血の治療が進みにくくなるおそれがあります。公式の決まりはありませんが、安全のため約2時間あけるのが目安です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書記載)
根拠
乾燥水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム配合剤(マーレッジ懸濁用配合DS)添付文書(2024年2月改訂・第1版)10.2併用注意: 「鉄剤(硫酸鉄水和物、フマル酸第一鉄等): 本剤による胃内pHの上昇及び難溶性塩形成により、これらの薬剤の吸収が阻害されるとの報告がある」。酸化マグネシウム製剤(マグミット細粒83%)添付文書(PMDA電子添文、2025年8月改訂・第2版)10.2併用注意ではジギタリス製剤・フェキソフェナジンと同じ行で「服用間隔をあけるなど注意すること」と記載。間隔の数値の指定はない。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。