乾燥水酸化アルミニウムゲル × ドルテグラビル 注意(添付文書)
要約
HIV治療薬ドルテグラビルと、乾燥水酸化アルミニウムゲルと水酸化マグネシウムの配合剤を一緒に飲んだ試験では、ドルテグラビルの最高血中濃度(Cmax=血液中の薬の濃さのピーク)が72%、投与24時間後の濃度(C24)が74%下がりました。濃度が下がると、ウイルスを抑える力が足りなくなるおそれがあります。そのため、ドルテグラビルはこの配合剤を飲む2時間前か、飲んだ6時間後に飲むことが勧められています。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書記載・薬物動態試験)
根拠
乾燥水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム配合剤(マーレッジ懸濁用配合DS)添付文書(2024年2月改訂・第1版)10.2併用注意: 「ドルテグラビルナトリウム: ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%、C24で74%低下させる。ドルテグラビルナトリウムは本剤投与2時間前又は6時間後の投与が推奨される(錯体を形成することにより吸収が阻害される)」。本レコードの数値は乾燥水酸化アルミニウムゲルと水酸化マグネシウムの配合剤での試験値であり、乾燥水酸化アルミニウムゲル単味だけの数値ではない。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
乾燥水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム配合剤との併用試験(添付文書引用文献: Patel P, et al. J Antimicrob Chemother. 2011;66(7):1567-1572)