メタケイ酸アルミン酸マグネシウム × テトラサイクリン系抗生物質 注意(添付文書)
要約
メタケイ酸アルミン酸マグネシウムに含まれる金属イオン(マグネシウム・アルミニウムなどの金属の粒)がテトラサイクリン系抗生物質とくっついて(キレート=金属と薬が結びつくこと)吸収を妨げたり、胃の中の酸性度が下がって薬が溶けにくくなったりして、抗菌薬の効き目が弱まるおそれがあります。相手のテトラサイクリン側の添付文書には、金属イオンを含む製剤とは2〜4時間あけて使うよう書かれています。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書記載)
根拠
厚生労働省「医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門委員会」第5回資料4-8(制酸薬): メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(メタスタミン細粒)の相互作用として「テトラサイクリン系抗生物質(抗菌薬の効果の減弱)」を明記。あわせてテトラサイクリン塩酸塩カプセル(アクロマイシンV)添付文書(2023年7月改訂・第1版)10.2併用注意: カルシウム・マグネシウム・アルミニウム等の二価又は三価の金属イオン含有製剤で本剤の吸収が低下し効果が減弱するおそれ。塩単味の医療用添付文書PDF本文は未到達(詳細はmemo_G4)。本レコードの判定は、相手側であるテトラサイクリン塩酸塩カプセル(アクロマイシンV)添付文書§10.2が金属イオン含有製剤を名指ししていることに基づく。資料4-8は単味製剤側の裏付けである。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認