スコポラミン × 抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、モノアミン酸化酵素阻害剤等) 一般的注意
要約
抗コリン作用(口の渇きや便秘、目のかすみ、尿の出にくさなどを起こす働き)を持つ薬(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、モノアミン酸化酵素阻害剤(MAO阻害剤)など)と重なると、抗コリン作用が増強され、口の渇き・便秘・目の調節障害などが強く出るおそれがあります。この成分自体にも抗コリン作用があるため、重ね使いには注意が必要です。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(類推)
根拠
類推である: スコポラミン自体の添付文書にこれらの薬剤名の名指しはない。類薬である医療用ブチルスコポラミン臭化物のブスコパン錠10mg電子添文(PMDA、2023年6月改訂第1版)10.2併用注意に「抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、抗ヒスタミン剤等): 抗コリン作用が増強することがある」と明記されていることと、スコポラミン自体の抗コリン作用からの類推による一般的注意。なおスコポラミンはブチルスコポラミンと異なり脳にも移行しやすいため、眠気などの出方は成分ごとに異なりうる。
- 最終確認日
- 2026-11-03
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。