このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ベムペド酸 × HMG-CoA還元酵素阻害剤 注意(添付文書)

要約

添付文書の重要な基本的注意に、この薬はHMG-CoA還元酵素阻害剤(コレステロールを下げるスタチン系の薬)の血中濃度(血液中の薬の量)を上昇させるため、横紋筋融解症(筋肉が壊れる重い副作用)などの副作用があらわれるおそれがあると書かれています。ヒトでの試験でも、スタチン系の薬4種類で実際に濃度の上昇が確かめられています(数値はそれぞれの薬の記録を見てください)。そのため併用する場合は、定期的にCK(クレアチンキナーゼ、筋肉の状態をみる血液検査の値)を測るなど状態を十分に観察することとされています。筋肉の痛みや脱力、尿の色が濃くなる等の症状があれば、速やかに医師に相談してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(添付文書§16.7.2の4試験で、スタチン4剤の血中濃度の上昇を確認。詳細は各薬剤の記録を参照)

根拠

ネクセトール錠180mg(製造販売元: 大塚製薬株式会社)の電子添付文書、2025年11月改訂(第2版)(第1版は2025年9月作成)を原文PDFで開いて全文(全4ページ)を確認した。§8.4に「本剤はHMG-CoA還元酵素阻害剤の血中濃度を上昇させることから、横紋筋融解症等の副作用があらわれるおそれがある。本剤とHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合は、定期的にCKを測定するなど患者の状態を十分に観察すること。また、これらの副作用の症状又は徴候があらわれた場合には速やかに医師に相談するよう患者に指導すること。[16.7.2参照]」と明記されている。クラスとして名指しされ具体的なリスクと対処が示されているため「注意(添付文書)」とした。§7(用法及び用量に関連する注意)では、HMG-CoA還元酵素阻害剤による治療が適さない場合を除き、本剤はHMG-CoA還元酵素阻害剤と併用することとされており、併用自体が前提の使い方である。§16.7.2で薬物動態が調べられているのはアトルバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチンの4剤で、フルバスタチンとピタバスタチンについては個別の数値データは添付文書にない(このクラスの記録が適用される)。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:記載なし

研究の条件

添付文書§16.7.2の4試験(いずれも外国人データ)のまとめ。個別条件は各薬剤の記録に記載。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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