このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ベムペド酸 × エゼチミブ 注意(ヒトデータあり)

要約

コレステロールの吸収を抑える薬エゼチミブと一緒に使ったヒトでの試験では、エゼチミブ自体の血液中の量は最高濃度(Cmax)1.16倍・総量(AUC)1.11倍とわずかな増え方でしたが、体の中で変わった形(グルクロン酸抱合体=薬にグルクロン酸がくっついた形で、効き目を持つ形の一つ)はCmax1.80倍・AUC1.67倍に上がりました。逆に、この薬(ベムペド酸)の濃度はCmax1.08倍・AUC1.05倍でほとんど変わりませんでした。抱合体の濃度が上がると、エゼチミブの効き目や副作用が強まるおそれは考えられますが、国内の添付文書には用量の調整や併用を避ける指示は書かれていません。決められた量を続けてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人40例での試験で、エゼチミブ自体はCmax1.16倍・AUC1.11倍、エゼチミブグルクロン酸抱合体はCmax1.80倍・AUC1.67倍、ベムペド酸はCmax1.08倍・AUC1.05倍。外国人データ)

根拠

ネクセトール錠180mg(製造販売元: 大塚製薬株式会社)の電子添付文書、2025年11月改訂(第2版)(第1版は2025年9月作成)を原文PDFで開いて全文(全4ページ)を確認した。§16.7.3(エゼチミブ)に、健康成人40例において、本剤180mg 1日1回投与と併用してエゼチミブ10mgを単回経口投与した時、エゼチミブ単独投与時と比較して、エゼチミブのCmax及びAUCはそれぞれ1.16倍及び1.11倍、エゼチミブのグルクロン酸抱合体のCmax及びAUCはそれぞれ1.80倍及び1.67倍であったこと、エゼチミブ10mg 1日1回投与と併用して本剤180mgを単回経口投与した時、ベムペド酸のCmax及びAUCはそれぞれ1.08倍及び1.05倍であったことが記載されている(外国人データ)。国内添付文書は臨床的な意味づけを示していないため、抱合体の上昇を隠さず「注意(ヒトデータあり)」とした。

最終確認日
2026-11-03

代謝・排泄:記載なし

研究の条件

健康成人40例。本剤180mg 1日1回投与下でエゼチミブ10mg単回投与、およびエゼチミブ10mg 1日1回投与下で本剤180mg単回投与の2方向で評価(添付文書§16.7.3、外国人データ)。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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