テリフルノミド × セントジョーンズワート 一般的注意
要約
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウという植物から作られるサプリメント)は、薬の分解や運搬に関わる仕組みを強める「強力な誘導薬」の一つとして、欧州の製品情報で名前が挙げられています。この薬の血液の中の量を減らして効き目を弱めるおそれがあるため、使う場合は注意が必要とされています。使い始める・やめる場合は処方医・薬剤師に伝えてください。この薬は現在、日本では販売されておらず日本の添付文書がないため、この内容は海外の添付文書に基づきます。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(セントジョーンズワート自体とのヒト相互作用データはない。同じ§4.5でリファンピシンとのヒトデータはある)
根拠
欧州製品情報(EMA、AUBAGIO製品情報SmPC)§4.5に、リファンピシンなどの強力なチトクロームP450・トランスポーター誘導薬の例として、カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトインと並んでセントジョーンズワート(St John’s Wort)が名指しされ、テリフルノミド治療中は注意して使うこと、と記載されている。米国添付文書(AUBAGIO(テリフルノミド)錠、Genzyme Corporation、DailyMed掲載版、改訂2026年2月)にはセントジョーンズワートの名指しはない。日本の添付文書の記載ではないため「一般的注意」とした。
- 最終確認日
- 2026-11-03