このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ブプロピオン × CYP2B6誘導薬(リトナビル・ロピナビル・エファビレンツ) 注意(ヒトデータあり)

要約

CYP2B6(この薬を分解する酵素)の働きを強める薬(HIV感染症の薬のリトナビル、ロピナビル、エファビレンツ)と一緒に使うと、この薬の血液中の濃度が下がりました。試験では、総量(AUC)の下がり方は薬や量によって約22%から約66%まで幅がありました。濃度が測れた範囲で下がったという結果であり、効き目そのものを測った試験ではありませんが、濃度が下がれば、この薬の効き目が弱くなるおそれがあります。米国の添付文書では、様子を見ながら量を増やすことが必要な場合があるものの、決められた最大量は超えないこととされています。日本では未承認の薬のため、この内容は海外の添付文書に基づきます。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康志願者での併用試験で、ブプロピオンの濃度が低下)

根拠

米国添付文書(WELLBUTRIN XL、Bausch Health US LLC、2025年11月改訂、DailyMed掲載版) §7.1に、リトナビル、ロピナビル、エファビレンツとの併用でブプロピオンとヒドロキシブプロピオンの濃度が下がり、最大推奨量を超えない範囲での増量が必要なことがある、と記載されている。数値は §12.3 のヒトでの試験に基づく。日本の添付文書の記載ではないが、ヒトでの薬物動態データがあるため「注意(ヒトデータあり)」とした。

最終確認日
2026-11-03

代謝・排泄:記載なし

研究の条件

健康志願者での試験。リトナビル100mgを1日2回でブプロピオンの総量(AUC)が約22%、最高濃度(Cmax)が約21%低下。リトナビル600mgを1日2回ではAUC約66%、Cmax約62%低下。ロピナビル400mg/リトナビル100mgを1日2回ではAUC・Cmaxとも約57%低下。エファビレンツ600mgを1日1回・2週間ではAUC約55%、Cmax約34%低下(米国添付文書 §12.3)。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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