このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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カンナビジオール × 食事 注意(ヒトデータあり)

要約

健康な人で調べた試験では、脂質とカロリーの多い食事と一緒に飲むと、何も食べていないときに比べて、この薬の血液中の濃度(Cmax=一番高い濃度)が約5倍、体に入った総量(AUC)が約4倍に増えました。脂質の少ない食事でもCmaxが約4倍、AUCが約3倍に増えています。濃度が上がれば、眠気や肝臓の検査値の上昇などの副作用も出やすくなるおそれがあります。実務の結論として、米国の添付文書では、食事のタイミングとの関係をいつも同じにして飲む(いつも食後、あるいはいつも空腹時、と決めて続ける)ことが勧められています。日本では未承認の薬のため、この内容は海外の添付文書に基づきます。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人での食事の影響試験: 高脂肪食でCmax約5倍・AUC約4倍、低脂肪食でCmax約4倍・AUC約3倍)

根拠

米国添付文書(EPIDIOLEX(cannabidiol)oral solution、Jazz Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版、Revised: 07/2025)§12.3(Effect of Food)に、高脂肪・高カロリー食との併用でCmax約5倍・AUC約4倍、低脂肪・低カロリー食でCmax約4倍・AUC約3倍(健康成人、本剤750mgまたは1500mg)と記載。§2.4でも食事が本剤の濃度に影響しうるため、食事との関係を一定にして服用することが推奨されている。日本の添付文書の記載ではなく海外添文に基づくが、ヒトでの薬物動態データがあるため「注意(ヒトデータあり)」とした。

最終確認日
2026-11-03

代謝・排泄:記載なし

研究の条件

健康成人に本剤750mgまたは1500mgを単回投与し、絶食時と食後(高脂肪・高カロリー食/低脂肪・低カロリー食)を比較した試験(米国添付文書§12.3)。高脂肪食: Cmax約5倍、AUC約4倍。低脂肪食: Cmax約4倍、AUC約3倍。

ふだんの量では

試験は単回投与での比較であり、ふだんの食事量での影響の大きさは人によって異なります。数値そのものより、食事とのタイミングを日によって変えないことが実務上の要点です。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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