カンナビジオール × ミダゾラム 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
鎮静薬のミダゾラム(CYP3A4という酵素で分解される薬の代表例)と一緒に使った試験では、この薬を飲んでいてもミダゾラムの血液中の濃度は変わりませんでした。この薬自身はCYP3A4で分解される側ですが、CYP3A4で分解される相手の薬の濃度を大きく変える作用は、この試験では示されていません。日本では未承認の薬のため、この内容は海外の添付文書に基づきます。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ミダゾラム2.5mg単回併用試験: 濃度に変化なし)
根拠
米国添付文書(EPIDIOLEX(cannabidiol)oral solution、Jazz Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版、Revised: 07/2025)§12.3(CYP3A4 Substrates)に、本剤750mgを1日2回投与下でミダゾラム2.5mgを単回併用しても、ミダゾラム単独時と比べて血漿中濃度に変化はなかったと記載。ヒトデータで影響が示されなかったため「大きな影響なし(ヒトデータあり)」とした。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
本剤750mgを1日2回反復投与中の被験者にミダゾラム(CYP3A4の敏感な基質)2.5mgを単回投与した試験(米国添付文書§12.3)。ミダゾラム単独投与時と比べ血漿中濃度に変化なし。