カンナビジオール × トルブタミド 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
血糖を下げる薬トルブタミド(CYP2C9という酵素で分解される薬)と一緒に使った試験では、この薬を飲んでいてもトルブタミドの血液中の濃度は変わりませんでした。この薬をより多い量で飲んだ場合でも、臨床的に意味のある変化は起こらないと予測されています。日本では未承認の薬のため、この内容は海外の添付文書に基づきます。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(トルブタミド500mg単回併用試験: 曝露に変化なし)
根拠
米国添付文書(EPIDIOLEX(cannabidiol)oral solution、Jazz Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版、Revised: 07/2025)§12.3(CYP2C9 Substrates)に、本剤7.5mg/kgを1日2回投与下でトルブタミド500mgを単回併用してもトルブタミドの血漿中曝露に変化はなく、本剤12.5mg/kgを1日2回との併用でも臨床的に意味のある変化は予測されないと記載。ヒトデータで影響が示されなかったため「大きな影響なし(ヒトデータあり)」とした。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
本剤7.5mg/kgを1日2回投与中の被験者にトルブタミド(CYP2C9の中等度に敏感な基質)500mgを単回投与した試験(米国添付文書§12.3)。トルブタミド単独時と比べ血漿中曝露に変化なし。本剤12.5mg/kgを1日2回との併用でも臨床的に意味のある変化なしと予測。