カンナビジオール × ジドブジン 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の薬ジドブジンと一緒に使った試験では、ジドブジンの血液中の濃度は最高濃度(Cmax)が7%、総量(AUC)が19%増えましたが、米国の添付文書では臨床的に意味のある変化ではないと判断されています。この薬をより多い量で飲んだ場合でも、臨床的に意味のある変化は起こらないと予測されています。日本では未承認の薬のため、この内容は海外の添付文書に基づきます。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(ジドブジン300mg単回併用試験: Cmax7%増・AUC19%増も臨床的に有意でないと判断)
根拠
米国添付文書(EPIDIOLEX(cannabidiol)oral solution、Jazz Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版、Revised: 07/2025)§12.3(UGT2B7 Substrates)に、本剤7.5mg/kgを1日2回投与下でジドブジン300mgを単回併用するとジドブジンのCmax7%増・AUC19%増だが臨床的に有意とは考えられないこと、本剤12.5mg/kgを1日2回との併用でも臨床的に意味のある変化は予測されないこと、と記載。ヒトデータで大きな影響が示されなかったため「大きな影響なし(ヒトデータあり)」とした。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
本剤7.5mg/kgを1日2回投与中の被験者にジドブジン(UGT2B7の基質)300mgを単回投与した試験(米国添付文書§12.3)。ジドブジン単独時と比べCmax+7%、AUC+19%。本剤12.5mg/kgを1日2回との併用でも臨床的に意味のある変化なしと予測。