ポネシモド × 抗腫瘍薬・免疫調節薬・免疫抑制薬 一般的注意
要約
この薬は、リンパ球(細菌やウイルスから体を守る白血球の一種)を血液の中で減らす働きがあります。抗腫瘍薬(がんの薬)や、免疫の働きを調節・抑制する薬(副腎皮質ステロイドを含む)と一緒に使うと、免疫を抑える作用が重なるおそれがあります。米国の添付文書では、この組み合わせ自体は調べられていないため、併用中だけでなく、併用が終わった後の数週間も注意することとされています。また、免疫への影響が長く続く薬から切り替える場合は、その薬の影響が残る期間も考えることとされています。日本では未承認の薬のため、この内容は海外の添付文書に基づきます。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
米国添付文書(PONVORY、Vanda Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版:2025年12月4日更新・バージョン4、およびPONVORY、Janssen Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版:2025年4月25日更新・バージョン13)§7.1に、抗腫瘍薬・免疫調節薬・免疫抑制薬との併用は検討されておらず、併用中および投与後数週間の免疫作用の重なりに注意すること、免疫作用が長く続く薬からの切り替えではその薬の消失の速さと作用の仕方を考えること、と記載されている(§5.1にも副腎皮質ステロイドを含むこれらの薬との併用に注意とある)。日本の添付文書の記載ではないため「一般的注意」とした。
- 最終確認日
- 2026-11-03