ポネシモド × 経口避妊薬 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
米国の添付文書に示された試験では、経口避妊薬(飲む避妊薬で、ノルエチンドロン1mgとエチニルエストラジオール35マイクログラムを含むもの)と一緒に使っても、この薬との間で問題になるほどの薬の動きの相互作用は示されませんでした。そのため、この薬によってホルモン避妊薬の効き目が下がることは考えにくいとされています。ただし試験で調べられたのはこの組み合わせの避妊薬だけで、他の黄体ホルモン(プロゲストーゲンと呼ばれるホルモン)を含む避妊薬では試験は行われていませんが、影響は考えにくいと添付文書に書かれています。日本では未承認の薬のため、この内容は海外の添付文書に基づきます。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(米国添付文書§12.3に、特定の経口避妊薬との併用で臨床的に意味のある薬物動態学的相互作用は示されなかったと記載されている)
根拠
米国添付文書(PONVORY、Vanda Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版:2025年12月4日更新・バージョン4、およびPONVORY、Janssen Pharmaceuticals, Inc.、DailyMed掲載版:2025年4月25日更新・バージョン13)§12.3(Oral Contraceptives)に、ノルエチステロン/ノルエチンドロン1mgとエチニルエストラジオール35マイクログラムを含む経口ホルモン避妊薬との併用で、ポネシモドとの臨床的に意味のある薬物動態学的相互作用は示されず、ホルモン避妊薬の効き目が下がることは考えにくいこと、他の黄体ホルモンを含む経口避妊薬との試験は行われていないが影響は考えにくいこと、と記載されている。数値(変化率)は米国添付文書に示されていない。日本の添付文書で確認したものではない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
研究の条件
ノルエチステロン/ノルエチンドロン1mgとエチニルエストラジオール35マイクログラムを含む経口ホルモン避妊薬との併用試験(米国添付文書§12.3)。臨床的に意味のある薬物動態学的相互作用は示されなかったとされ、数値(変化率)は添付文書に示されていない。他の黄体ホルモンを含む経口避妊薬との試験は行われていない。