ロペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え) × 小柴胡湯 禁忌
要約
漢方薬の小柴胡湯は、この薬との併用が禁止されています。小柴胡湯を使っている人にはこの薬は使えないこととされています。他のインターフェロン製剤で間質性肺炎(肺に炎症が起きる病気)があらわれることが報告されており、その発現例には小柴胡湯との併用例が多いためです。漢方薬を使っている場合は、必ず処方医・薬剤師に伝えてください。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
漢方薬の属性(小柴胡湯)
- 甘草(カンゾウ)
- 含む(2.0g/日)
- 構成生薬
- サイコ 7.0g、ハンゲ 5.0g、オウゴン 3.0g、タイソウ 3.0g、ニンジン 3.0g、カンゾウ 2.0g、ショウキョウ 1.0g
間質性肺炎についての注意 この薬では、副作用として間質性肺炎(肺に炎症が起こり、酸素を取り込みにくくなる病気)が起こることがあり、添付文書に警告が設けられています。発熱、空咳(たんの出ないせき)、息切れ・息苦しさが出たときは、服用を中止して、ただちに処方医・薬剤師に連絡してください。かぜの症状と見分けがつきにくいことがあります。インターフェロン製剤を使っている人と、肝硬変・肝がんのある人には使えません。報告では、飲み始めてから3か月以内に起こった例が多くを占めます。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ベスレミ皮下注電子添文(2026年8月改訂・第5版)§2.2で小柴胡湯を投与中の患者が投与禁忌とされ、§10.1(併用禁忌)に小柴胡湯(ツムラ小柴胡湯、クラシエ小柴胡湯、テイコク小柴胡湯エキス等)が名指しされ、他のインターフェロン製剤で間質性肺炎があらわれることが報告されている、作用機序は不明であるが間質性肺炎の発現例には小柴胡湯との併用例が多い、と記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。