このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アナキンラ × TNF-α阻害剤(エタネルセプト等) 注意(添付文書)

要約

キネレット(アナキンラ)と、TNF-α阻害剤(炎症に関わる物質TNF-αの働きを抑える薬で、エタネルセプトなど)は、どちらも体の免疫(細菌やウイルスから体を守る仕組み)の働きを抑える薬です。一緒に使うと、重い感染症や、好中球減少症(感染と戦う白血球の一種である好中球が減る状態)が起こる頻度が増えることが認められています。そのため添付文書では、この組み合わせの併用は行わないことが望ましいとされています。また、キネレットとほかの生物製剤(生物の仕組みを利用して作られた注射薬など)との併用については、安全性と有効性が確かめられていないため、併用を避けることとされています。ほかの生物製剤を使っている場合は、必ず伝えてください。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

ヒトでのデータあり

根拠

現行の日本の電子添文(キネレット皮下注100mgシリンジ、2026年8月改訂第2版、Swedish Orphan Biovitrum Japan)の§10.2併用注意に「TNF-α阻害剤(エタネルセプト等)」の1行があり、臨床症状・措置方法は「重篤な感染症、好中球減少症の発現頻度の増加が認められているため、これらの薬剤と本剤との併用は行わないことが望ましい」、機序・危険因子は「共に免疫抑制作用を有するため」である。§10の前文では、本剤と他の薬剤との相互作用を検討した臨床試験は実施されていない旨も記されている。あわせて、用法及び用量に関連する注意(§7.3)に「本剤と他の生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので、併用を避けること」と明記されている。§10.1併用禁忌の行はない。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主に腎臓へ排泄(糸球体ろ過後、腎尿細管で代謝)

研究の条件

§10.2の記載は、エタネルセプト併用時に重篤な感染症・好中球減少症の発現頻度の増加が認められたことに基づく(日本の添付文書に併用試験の詳細な数値や§16参照の記載はない)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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