カルベジロール × 食事 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
食事と一緒だと、薬が最高濃度に届くまでの時間(吸収の速さ)は遅くなりますが、体に入る総量はほぼ変わりません。吸収がゆっくりになることで、立ち上がったときに血圧が下がってふらつくこと(起立性低血圧=たちくらみの原因)が起きにくくなるとされ、心不全では添付文書の用法自体が「食後」です。高血圧などでは食後の指定はありませんが、飲むタイミングを毎日そろえるのが実務的です。
ヒトでのエビデンス
あり
根拠
PMDA添付文書 §6(心不全は食後投与)/米国FDAラベル §12.3「食事でTmaxは遅延するが生物学的利用率に有意差なし。食後投与で起立性低血圧のリスクを最小化すべき」/EU SmPC §5.2(食事は bioavailability・Cmax に影響せず Tmax のみ延長)/von Möllendorff E, et al. Eur J Clin Pharmacol. 1987;33:511-3. PMID: 3428345(健康成人20名、絶対的利用率約24%)
- 最終確認日
- 2026-10-31
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。