カルベジロール × たばこ(喫煙) ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
たばこの煙は CYP1A2(薬を分解する酵素の一つ)を増やすことが知られていて、カルベジロールの分解にも CYP1A2 が一部関わります。ただ主役は CYP2D6・CYP2C9 なので、喫煙でカルベジロールの濃度がどれだけ下がるかを調べたヒト試験は見つかりませんでした。「喫煙で薬が効かなくなる」とは言い切れません。とはいえ喫煙自体が血圧・脈拍を上げ、狭心症や心不全を悪化させる大きな要因であることは、この薬との相互作用とは別に確かです。禁煙・再喫煙で体調が変わったら伝えてください。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
PMDA添付文書 §16.4.2(関与する酵素は主が2D6・2C9、次いで3A4・1A2・2E1)/PMDA添付文書§10に喫煙の記載なし/PubMed検索範囲で喫煙×カルベジロールの直接PK試験なし
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。