カルベジロール × イチョウ葉エキス ヒトでの直接データなし・機序からの注意
要約
イチョウ葉は試験管内では薬を分解する酵素を止める働きが報告されていますが、ヒトで CYP2C9 の薬の動きを変えるか調べた試験では、意味のある影響は出ませんでした。カルベジロールとの直接のヒト試験もありません。もう一つの論点は、イチョウ葉自体に血小板(=血を固める成分)の働きを抑える方向の報告があることで、血を固まりにくくする薬を一緒に飲んでいる人はそちらにも注意が要ります。カルベジロール単独との組み合わせで危険と決める根拠はありません。
ヒトでのエビデンス
なし(直接データなし)
根拠
Yale SH, Glurich I. J Altern Complement Med. 2005;11:433-9(CYP3A4・2D6・2C9への阻害は試験管内)/Mohutsky MA, et al. Am J Ther. 2006;13:24-31(イチョウ葉のCYP2C9相互作用を試験管内とヒトで評価、ヒトでは臨床的に意味のある影響なし)/PMDA添付文書に記載なし
- 最終確認日
- 2026-10-30
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。